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地球温暖化、石油系プラスチック から脱却するために海洋藻類からの生物分解性植物性プラスチックの事業化プロジェクト を始動!

TechnionJapan株式会社

「 Israel-Japan Green Ocean/Blue Planet Initiative 」共同参画される方を広く募集します。

ワカメ、昆布、青のりを使い、それから海藻の成分で生物分解型植物性プラスチック (Biodegradable Bio Plastic)を生産する技術を、イスラエル工科大学の日本公式組織Technion Japan(本社:東京都千代田区、代表取締役:石角完爾、以下「テクニオンジャパン」)の中心メンバーである株式会社ツカサペトコ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役: 森田英資、以下「ツカサペトコ」、HP:https://www.t-petco.co.jp/ 、電話番号:045-650-6825)の多大な協力により実現いたしました。

イスラエルのテルアビブ大学環境研究所( https://en-environment.tau.ac.il/ )が脱炭素技術、地球温暖化防止技術の実用化の目途を世界に先駆けてつけましたので、テクニオンジャパンよりご報告いたします。


日本のワカメ廃棄の現状

日本の養殖ワカメは食用にされる部分以外は廃棄されております。東北地方の漁業協同組合ではウニの餌料になると位置付けて海洋に投棄、廃棄処分されています。しかし、明らかに産業廃棄物の海洋投棄であり環境省も海洋汚染の観点から問題視しており、又、炭酸ガスが焼却処分で発生する問題があり、地球温暖化防止の観点からその解決策を探っていました。

ツカサペトコが目指してきたもの

ツカサペトコは国内大手のペットボトル関連の事業者であり、長期に亘り同事業の発展に貢献してきました。ペットボトルの原材料であるPET樹脂は他の樹脂原料と比較しても全世界的にリサイクル率が高く、脱炭素の観点からも有力な素材であることから引き続き広範囲に活用されていくものと見込まれています。ただ、その他の樹脂原料を活用した包装材や生活資材なども含めて、一部地域では河川や海に投棄されるケースが報告されており、海洋で分解しないことから海洋生物への健康被害や海洋汚染の原因の一つとなっているのも実情です。脱炭素と海洋汚染防止の両面から地球環境を改善するアプローチとして植物由来の生分解性プラスチックの実用化が喫緊の課題とされています。
植物由来の生分解性プラスチックはトウモロコシ・米・サトウキビ・樹木のチップ等から現状細々と生産されていますが、食料問題の観点から、あるいは樹木伐採は地球温暖化に逆行するという観点から、環境にやさしいプラスチックの原料を求めていました。

テルアビブ大学との共同研究による海藻由来のバイオプラスチック製造を実現!

イスラエルのテルアビブ大学環境研究所は、この問題にいち早く着目し、テクニオンジャパン、ツカサペトコと共同研究に着手しました。テルアビブ大学で昆布・ワカメ・青のり、特に日本で食用の昆布、ワカメとして使われた後の廃棄残滓昆布ワカメの総量は年間15,000トン以上にも達することに注目したツカサペトコが、これを使い植物由来の生分解性プラスチックが作れるという世界の科学論文の研究者と連絡を取り、イスラエルのテルアビブ大学に研究委託をしておりましたところ、この度、残滓昆布ワカメから生分解性プラスチックの原料たるPHAを取り出す技術の開発に成功しました。またテルアビブ大学は独自に日本でも大量に生産されている海藻である青のりからも生分解性プラスチックの生成にも合わせて成功いたしましたので、この度海藻由来の生分解性プラスチック生産の実業化に向けてプロジェクトを進めます。


PHA(テルアビブ大学の最先端技術により海藻から取り出すことに成功した)


このイスラエルの技術は飢餓・食糧問題、廃棄バイオマス再利用、脱炭素、脱石油 、地球温暖化防止、SDGsの全ての要請を満たす画期的な技術として注目されています。

本件PHA は昆布、ワカメ、青のり などから海洋微生物が作る自然の物質であるため、海に戻っても石油系のプラスチックや石油系の繊維とは異なり、自然に溶けてなくなるという地球に優しい性質を有しており、その応用範囲は石油系のプラスチックや石油系のフィルム、石油系の繊維、その他の石油系の素材に早急に取って代わっていくべき夢の素材と言われています。
今回の募集ではこのプロジェクト「Israel-Japan Green Ocean/Blue Planet Initiative」 の為に設立される特定目的会社に共同参画される方を広く募集します。

〈共同参画の募集概要〉

日本の昆布、ワカメ、青のりから海に溶けるプラスチックを作り 海亀を救おう!
この趣旨に賛同していただける方の協賛金をクラウドファンディングで募集します。
いただいた協賛金はテルアビブ大学の現有の昆布、ワカメからプラスチックを作る学内実験設備を日本に移設または新設する費用及びウクライナ科学者、ウクライナ技術者の招聘費用の一部に使わせていただきます。
また協賛金をいただいた方々にはその後の商業生産/パイロットプラント建設に向けての特定目的会社設立のご案内をいち早く差し上げます。
協賛可能額:1口1万円、最大100口まで(法人・個人不問)
応募先:https://www.secure-cloud.jp/sf/1649570721cUtTiZdz

〈ウクライナ支援〉

今回の事業では現下の情勢に鑑み、またウクライナの科学技術の高さに注目し、ウクライナ人科学技術者を可能な限り多く招聘し、昆布・ワカメから生分解性バイオプラスチックを作る事業を日本で展開していきたいと思います。
またそうすることによってウクライナ人科学技術者の日本への避難入国を支援したいと思います。
当プロジェクトはウクライナ人科学技術者、特にキエフ理工科学校(National Technical University of Ukraine“Igor Sikorsky Kyiv Polytechnic Institute”)、オデッサ大学(Mechnikov Odessa National University)の学生、研究者、教職員を優先して募集します。
対象分野:海洋微生物学、生物学、化学、生物化学、発酵化学、発酵学、微生物学の専攻学生、学部卒業者、修士号取得者、博士号取得者など。

[TechnionJapan株式会社(テクニオンジャパン)の紹介]


イスラエル工科大学(Technion)


代表:CEO 石角 完爾
事業概要:イスラエル工科大学(Technion - Israel Institute of Technology)の日本に於ける公式組織。工科大学から生まれた最先端技術(医療、電子工学、コンピューターサイエンス、自然科学等、あらゆる理系分野)を日本の大企業、中小企業、または起業家むけに提供・支援・共同研究をTechnionJapanが行っています。あらゆるイノベーションに関する問題、自社の技術の商業化に関する問題を解決するために、テクニオンジャパンが支援しています。
WEB:http://technionjapan.com/
問い合わせ先:info@technionjapan.com


転載記事(出典元:PR Timesより)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000056306.html

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